ホメオパシー歳時記
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健康には裸がいい?
東京方面はここ数日、爽やかな初夏の陽気が続いています。お天気の良い日は自然と薄着になりますね。今の季節の風は本当に気持ちがいいです。

ヨーロッパではお天気の良い日には、公園で半裸で日光浴をする人々をよく見かけます。北ヨーロッパは日照時間が短いので、お日様の出ている時には少しでも”日に当たろう!”ということで、日光浴をしているのだと思っていました。

友人の話によると、ドイツでは高級ホテルのプールで裸で泳ぐ人がいるらしい。その当時、高校生だった彼は目のやりどころに困ったとか。そりゃそうでしょう(笑)。

ある日本人駐在員がドイツでサウナに入ったところ、混浴で、かつ女性も全裸で入ってくるので、サウナにいる間、ずっと天井を眺めていたそうです。

BBCのニュース(特派員レポート)を聞いていたら、彼がスポーツジムで着替えのため全裸になった時、20代と思しき女性清掃員が何食わぬ顔をして男性更衣室に入って来て焦ったと話していました。ドイツでは外国人男性は苦労していらっしゃるようです。

このことをドイツ人の友人に訊ねたところ、確かにドイツ人は裸になるのが好きらしいです。彼女曰く、「泳ぐときに素肌に水を感じた方が気持ちいいじゃない!」

裸で太陽を浴びた方が健康によいという考え方もあるそうです。

適度に太陽を浴びることが健康にいいのは確かですが、かといって公衆の面前で全裸になるのは、どうでしょう?日本人には難しいですね。

とまれ、ドイツに行かれる方は、ドイツにはそういう文化があるのだということを知っておいた方がよいかも、です。それを期待して行く方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)。
# by homeotalk | 2012-05-27 18:00 | 日常のこと | Comments(1)
「日本語と神道」茂木貞純著


外国の人から"What is Shinto?"と聞かれて、答えに窮した経験はありませんか?
神道はキリスト教、ユダヤ教、イスラム教などの一神教と違って、八百万の神がいる程度のことは言えても、それ以上はちょっと・・・という人が多いのでは。

キリスト教信者という呼び名はあっても!”神道信者”は聞いたことはありません。日本に住んでいればShintoistというアバウトな定義を聞いたことがありますが、日本人であっても日常生活で神道を意識することはあまりないような気がします。

しかし、この本を読むと、私たちが普段使っている言葉には神道の考え方が籠められていることがよくわかります。

たとえば、みず。

水または端と記されますが、「みづみづし」「みどり」と関係があり、「みづ(端)」は「若々しく生命力に満ちたさま」を言います。「みどりご」といえば嬰児のことで、新芽のような若々しい幼児のこと。「みどりの黒髪」は美しい艶々とした乙女の黒髪ですね。「みどり」は青々とした若葉の色を指します。いずれもみずみずしい生命力に満ちた様を表しています。

また、英語では水、お湯はそれぞれ、water, hot waterですが、日本語では水、お湯と違う言葉を用います。湯は「斎水(いみず)」から来ており、それには聖水の観念があるそうです。病気や傷をいやし、疲れをとる蘇生の水を意味します。

「みず」(水)は生命の根元であり、「ゆ」(湯)は生命を復活させるという考え方がそれぞれの言葉に籠められているわけです。

興味深いのは、「ち」ということばで、古事記には久久野智神(くくのちがみ:木の神・・・茎の霊の意)、野椎神(のづちがみ:野の神・・・野の霊の意)、火之迦具土神(ひのかぐつちがみ:火の神・・・火が燃え輝く霊の意)など、「ち」のつく神さまがたくさんいます。

「みづち」「おろち(大蛇)」「いかづち(雷)」も神とは見られていませんが、強い力を持つ自然界の存在です。

「はやち(早風)」「こち(東風)」は風の意ですが、古代人にとって風は自然の息吹ととらえられ、霊妙な力を持つものと考えられていました。

余談ですが、「おやぢ」は元来嵐のような強い風を意味し、自然災害の怖さを指したことばだそうです。「地震、雷、火事、おやじ」と言うのが、よくわかりますね。

昔の人は、「ち」ということばの中に霊妙不可思議な霊魂のはたらきを感じていました。つまり、血=霊であり、血液にも神秘的な霊力がある、生命力そのものだと考えていたのです。

上記の他にも「さくら」「むすめ・むすこ」「はし」「かみ」「まつり」等のことばを取り上げ、それぞれの語源から神道との関連を説明しています。それを読むと、普段何気なく使っていることばには深い意味が隠されており、それが神道の考えにつながっていることがよくわかります。

この本を読み終わってから、”日本語っていいなあ!”と素直に思え、普段使っている言葉がとても愛おしく感じられました。
# by homeotalk | 2012-05-24 16:47 | 本、映画など | Comments(0)
ヒルデガルド・フォン・ビンゲン
先日、エメラルドのレメディについて書いたところ、「レメディ名はエメラルドですか?」というご質問を頂きました。(はい、レメディ名はemeraldです)

エメラルドのレメディについて調べると、興味深いことがわかりました。中世ドイツの修道女ヒルデガルド・フォン・ビンゲンもこのエメラルドを治療に使っていたというのです。

ハーネマンもおそらくヒルデガルドの著書を読んでいたことと思いますが、エメラルドでヒルデガルドとつながるとは!


ヒルデガルド・フォン・ビンゲンは1098年に貴族の娘として生まれましたが、その生涯を神に捧げて終えました。女性蔑視の強い中世において修道院創設に尽力したためフェミニスト神学の先駆者ともみなされます。

幼少時より幻視体験をし、その内容を『道を知れ』などの著書に表し、”ドイツの預言者”と呼ばれることもあります。



神からの啓示で音楽を作ったので、作曲家としても知られています。今日でも彼女の音楽を聴くことが出来ますが、静けさと落ち着きに満ち、心を鎮めてくれる音楽です。グレゴリオ聖歌などに近いかもしれません。ご興味がある方はぜひどうぞ!

医学・薬草学にも詳しく(これらの知識も啓示によって得ました)、修道院で治療も行いました。前述のエメラルドもここで使われていたかもしれませんね。彼女の薬草学の書は第二次世界大戦時にオーストリア軍医ヘルツカにより再発見され、”ドイツ薬草学の祖”と呼ばれるようになりました。

ヒルデガルド・フォン・ビンゲンは様々な分野で活躍したので、その業績を調べつくすことはできませんが、彼女への崇拝は生前からあったようです。13世紀には「聖ヒルデガルド」と呼ばれており、1940年にはヴァチカンはドイツの全教区で彼女を祝うことを認めましたが、公的にはいまだに列聖されていません。彼女をシエナの聖カタリーナ、アヴィラの聖テレジア、リシューの聖テレーズとならぶ教会博士にしようという動きもあるそうです。
# by homeotalk | 2012-05-21 20:19 | 日常のこと | Comments(0)
金環日食
明日5月21日は、金環日食が見られるということで、観察用メガネを買ったり、観察スポットを決めた方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

日本で金環日食が見られるのは実に173年ぶりだそうで、海外に出かけない限り、2、3回生まれ変わっても1回みられるかどうかという貴重な体験ですね。

現代では日食を一大天体ショーとして楽しみますが、中世日本では、日食・月食時に際して天皇の御所をむしろでつつみ、御在所の御簾も下して、天皇に日食・月食の放つ妖光を当てないようにしていたそうです。

また、現代でも、2009年7月にインド、ネパール、バングラデシュ、ブータン、ミャンマー、中国、日本の一部を皆既日食帯が通過した際、ネパールではすべての学校を閉鎖し、デリーでは日食中の食べ物の用意することは不吉であるというヒンドゥー教の教えに従って学校で食べ物を用意しなかった。また、日食は胎児に悪影響を及ぼすという信仰に基き、妊娠した女性は屋内に留まるよう忠告されたそうです。

日食は天空に暗い穴が開いたように見えますが、ヒンドゥ―教ではそれをこの世とあの世を結ぶ通路の入り口ととらえるそうです。

黄道(太陽の通り道)と白道(月の通り道)に重なる交点が軌道円周上に対極に2点あって、この交点に太陽と月が同時に入る時に日食や月食が起きるわけですが、西洋占星術ではその交点をノードと呼び、やはりあの世とこの世の境のようなところと考えます。

これはまた、「徳」と「カルマ」を表すとされていて、今回の日食は「カルマ」の方が太陽と月によって大きく開かれるので、言い換えれば人類規模の大きな「カルマの清算」が起こっているのだとか。

上記のことは個人レベルにもあてはまり、食の前後には心身の不調が起きやすいそうです。

精神的には、理由もなくイライラしやすくなったり、何もかも面倒になってすべてを投げ捨てたくなったり、しなくてはならない仕事をやるのがイヤになったりします。

身体的には、眠い、だるい、熱っぽい、原因不明の筋肉痛、頭痛、関節の痛み、風邪様の症状などが見られます。

これらはいわば”浄化作用”なので、不安に駆られることなく、やり過ごすのがよいとされています。(ただ、症状が激しく、食の影響によるものかどうか確信が持てない時は病院に行くのがよいでしょう)

”カルマの清算”や”浄化”を意味する日食が起こる年は、さまざまな犯罪や地震、天災、政変が起きやすい時でもあります。

こんな時こそ、自分をみつめ、心穏やかにして、自分の役割を見出せるようありたいものです。

# by homeotalk | 2012-05-20 22:06 | 日常のこと | Comments(0)
お茶のレメディ
仕事が一段落した時、お茶とお菓子でほっこりしたくなりますね。”お茶飲みばあさん”を自称するほど、お茶は好きです。緑茶、紅茶に限らず、ウーロン茶、ハーブティその他もろもろ、お茶と名のつくものなら何でも飲みます。

最近のヒットは、ネイティブアメリカンの人からもらったシャーマンティー。

原材料および効用は不明です(笑)。周囲の野山や森の草木から作られたらしい。くせのない味で、おそらくカフェインも入っていないのでしょう。飲むと穏やかな気持ちになります。

Thea chinensisという紅茶から出来たレメディがありますが、このレメディが適用される症状には、神経性不眠や動悸などの心臓の問題、消化不良などがあります。お茶を飲むとよく眠れなくなったり、心臓がどきどきすることがあるので、この辺りはまさに”似たものが似たものを治す”類似の法則ですね。

精神症状には、神経質、落ち着きのなさ、自殺および殺人衝動、さらには”自分の子供を殺したくなる”というものもあります。

英国に住んでいたとき、英国人が午前10時と午後3時には必ずティータイムと取るのが印象的でした。仕事中でも、学校の講義中でも10時または3時になると、ピタッと作業が停まって、"Shall we have a tea break?"とビスケット(英国ではクッキーではなく、ビスケットです)をかじりながら、紅茶を頂くのです。仕事の途中だろうが何だろうが必ずティータイムを取る潔さが大好きでした(笑)。

そんな英国も紅茶よりもコーヒーが多飲されるようになったと聞いて少しさびしい気がしますが、あのまま大量に飲み続けていたら、上述の精神症状が出たかもしれないので、その点はよかったかも。

ちなみに世界で最大の紅茶消費国(一人当たり)は英国ではなく、アイルランドです。インドも最大の生産国にして最大の消費国ですが、人口が多いため一人当たりの消費量はそれほど多くありません。
# by homeotalk | 2012-05-19 16:24 | レメディのお話 | Comments(0)

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