今年は例年に比べて寒さが厳しい気がしますね。
でも、道端の野草たちが寒さに耐えながらしっかり芽吹いている姿を見ると、野草はすごい!といつも感嘆します。
そういう野草の生命力を頂く「春の野草酵素」作りを今年は京都でやろうかなと思っています。
昨年は、原発事故後の放射能の影響を考えると、東日本で野草を使った酵素作りは出来ませんでした。
今年も安全性については「?」なので、西日本で作った方がベターかなと思っての京都です。
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さて、「野草酵素」とは何か?
簡単に言えば、野草を摘んで砂糖に漬け込み発酵させたものです。
もう少し詳しく言うと、野草の持つ酵素群を砂糖の浸透圧を利用して細胞の中身とともに抽出し発酵させ、それを素手でかき混ぜることにによって自分自身の皮膚についている常在菌を混ぜて培養したものです。
手作りの酵素の中には生きた微生物・酵素が数えきれないくらいたくさん含まれています。
微生物は、生きるために酵素・ビタミン・ホルモンを生産します。
人の体内にはもともと酵素がありますが、一生の間に体内で作られる酵素の量は生まれた時に決まっているそうです。そして、酵素が尽きると寿命も尽きるのだとか。
たとえば、毎年梅干しを作っていたおばあちゃんの梅干しがかびたり腐ったりしたら、そのおばあちゃんが間もなく亡くなったという話をよく聞きます。
年齢と共に酵素は減っていき、40歳を過ぎる頃から減るスピードは速まって、60歳になると赤ちゃんに比べて酵素の量は30分の1になってしまいます。
また、食品添加物や農薬、化学肥料、医薬品などでも酵素の働きは低下します。
ですから、よい食事でしっかり酵素を補っていかなくてはなりません。
現代の食生活はカロリー十分、栄養バランス良好でも、体内では「酵素不足」が起こっています。
では、どういう食べ物に酵素があるのでしょうか?
それは生の食品です。熱を加えない生の食品を食べることが酵素を摂るためには重要です。
それと味噌、納豆、甘酒、漬物などの発酵食品にも多くの酵素が含まれています。
「手作り酵素」は、野草、薬草(春の酵素)、野菜、穀類、果実(秋の酵素)などから、砂糖の持つ浸透圧を利用して、酵素や細胞の中身を取り出してエキスにし、空気中の菌や土壌菌、植物の持つ菌、酵母、そして自分自身の皮膚常在菌によって一週間ほど「発酵」させて作ります。
野草や野菜・果物を薄く切って砂糖に漬け込んだ後、毎日1回素手でかき混ぜるのですが、こうやって自分で作ることが大事なのですね。
自分で作ることで自分自身の常在菌が入って、自分にとって最良の酵素が出来るからです。
本当は「身土不二」の考え方から、住んでいるところで作るのが一番だと思いますが、昨年と今年は特別です。それに京都の友人たちにも会いたいので、今年は京都で作ることにしました。
春の酵素は、野草、薬草、木の芽の新芽を使いますが、5種類以上入れるのがおすすめです。そうすることで野草の持つアルカロイドという一種の毒が中和されるそうです。
材料は、ヨモギ、タンポポ、スギナ、イタドリ、レンゲ、アザミ、クローバー、クコの葉、桑の葉、アカザ、フキ、ナズナ、ドクダミ、ハハコグサ、ハコベ、ショウブ、カキドオシ、ユキノシタ、ツユクサ、オオバコ、セリ、ツクシ、ギシギシ、スイバ、ノカンゾウ、クレソン、ミツバ、イヌフグリ、ホトケノザ、ヒメジオン、スミレ、アカツメグサ、カラスノエンドウ、ウド、月見草、桜の新芽、笹の新芽、柿の新芽、ビワの新芽、タケノコなどです。
野草を摘む時のコツは、「これはいいかしら?」「あれは大丈夫かしら?」などと考えず、ただひたすら取りまくること。考えていたのでは、必要な量が取れません。
午前中一時間半くらいで摘み取り、取り始めてから3時間以内に仕込み作業を終了します。
春の酵素は、秋の酵素に比べて味がすっきりしています。でも、力強い!野草の生命力をそのままいただいている感じがします。
酵素作りで京都の春を感じる・・・いいなあ!今から本当に楽しみです。