ホメオパシー歳時記
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  • 性格は変えられる?
    [ 2012-02-29 18:58 ]
  • 「原初生命体としての人間」 野口三千三著
    [ 2012-02-28 20:07 ]
  • スイス政府の報告書
    [ 2012-02-27 21:23 ]
  • 愛の対極にあるもの
    [ 2012-02-26 22:24 ]
  • 青い蓮花の香り
    [ 2012-02-25 20:06 ]
  • 風邪レポート
    [ 2012-02-24 16:37 ]
  • 野口晴哉著「風邪の効用」再読
    [ 2012-02-23 20:08 ]
  • インフルエンザにかかりました
    [ 2012-02-22 17:31 ]
  • 「4つの気質と個性のしくみ」ヘルムート・エラー著 鳥山雅代訳
    [ 2012-02-21 20:12 ]
  • 春の野草酵素
    [ 2012-02-20 11:40 ]
性格は変えられる?
今週号のアンアンで『性格を変える』特集をしています。

『性格を変える』ためのメソッドをいくつか紹介していますが、その中にフラワーエッセンスがあったので、書店で立ち読みしてきました。

広告を見ると、「”性格改善効果”は実証済み!フラワーエッセンスの力って」と書いてあります。

フラワーエッセンスで性格が変えられるのかなあ~?

はっきり言って疑問ですね~。

雑誌の広告だから、できるだけセンセーショナルなコピーを使って読者を惹きつけるようとしているのはわかるのですが。

フラワーエッセンスまたはフラワーレメディはネガティブな感情を緩和して、バランスのとれた状態にしてくれますが、それを”性格改善”と呼ぶかどうか・・・。

たとえば、うつ傾向の人がフラワーエッセンスを摂ることでうつから脱するというのはあると思います。

また、”いつも私ばっかり損をする”みたいな被害者意識がなくなっていくこともあるでしょう。

しかし、そういったことを”性格改善”と呼ぶのでしょうか?

”三つ子の魂百までも”ではありませんが、運命論的に人の性格は絶対に変えられないとは思いません。
でも、それは強い自覚があって初めて変わっていくものではないかと思うのです。

フラワーエッセンスまたはフラワーレメディがそのお手伝いをすることはあると思いますが。


フラワーレメディだけでなく、ホメオパシーでも「レメディ」を使いますが、レメディは英語で書くとremedyです。

語源を調べると、「再び」を意味する接頭辞のreと「真ん中」を意味する」medy(これと同様の語源から派生している単語にmiddle, medium等があります)から成る言葉です。

直訳すると「再び真ん中に戻る」です。

ホメオパシーもフラワーレメディも、人を「再び真ん中に戻す」お手伝いをしてくれるものなのです。


話は今週号のアンアンに戻りますが、『性格を変える』のは、『自分の嫌な部分、ココロ癖を直して好かれる性格になりたい!』というのが動機のようです。

人に好かれたいから、性格を変えるっていうのは、ちょっと無理がありませんか?

好かれたい対象が変わったら、その度に性格変えなきゃいけないのでしょうか。それだと多重人格になりますって(笑)。

それなら、まずは自分を好きになることから始めたらどうでしょうか?

自分を好きな人、自己肯定感を持っている人のところには自然と人が集まってきます。

そうやって形成された人間関係であれば、無理のない肩ひじの張らない自然なおつきあいができるのではないかと思います。

「人に好かれるために性格を変える」ことよりも「自分を好きなる」ことから始めましょうよ!

そのためのお手伝いはホメオパシーでもフラワーレメディでも可能ですよ。

人生の酸いも甘いも噛みしめたオバサンとしては、若い人についそんな忠告をしたくなってしまうのです。

こういうのを”老婆心”と呼ぶのでしょうね(笑)。失礼しました!
by homeotalk | 2012-02-29 18:58 | ホメオパシーあれこれ | Comments(4)
「原初生命体としての人間」 野口三千三著
時々、「セッションを受けてから半年経つのに、まだ劇的な変化が起こらない」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

この言葉には大きく2つの意味があると思います。

1.本当に変化が起きていない。
2.起きているが、本人は気が付いていない。

1の”変化が起きていない”は論外として、2に関しては、

●微細な変化なので、気が付いていない。
●本人が期待しているような変化ではないので、変化として認められない。

上記の2種類があるように思いますが、いずれにせよ、変化が起きていても、感じられないという点では同じでしょう。

なぜ、自分のからだに起こる変化が感じられないのでしょう?

そこでこの本を思い出しました。野口三千三先生の「原初生命体としての人間」です。

野口先生によると、「生きている人間のからだ、それは皮膚という生きた袋の中に、液体的なものがいっぱい入っていて、その中に骨も内蔵もうかんでいるのだ」

つまり、人のからだは液体的なのだそうです(液体の他に気体としてのからだもあります)。

普通、人が自分のからだを意識する時は、目に見える外側の形や鏡に映った姿、写真などの映像を漠然と思い浮かべますが、野口先生にとって”からだ”は次のようなものです。

「自分のからだはあくまでも皮膚を含めたその内側なのであり、その働きは中身の変化創造であるはずである。したがって、それを感じ取るのはメジャーの数値や視覚的なものを中心にしてではなく、触覚的なものから、さらにはうち触覚ともいうべき体性の深部感覚(筋・腱・関節による感覚)や内臓感覚を中心にしてとらえるべきだと思うのである」

数値や見た目ではなく、自分の内側に目を向けてそこで感じられるものが自分のからだということになるのでしょう。

それに従うと、冒頭の”変化が感じられなかった”という人は、自分の内側に目を向けていなかったのかもしれません。

野口先生の体操は別名コンニャク体操とも呼ばれ、人のからだの原初的な形=皮袋の中に骨や内臓が浮かんでいることを味わう体操でもあります。

野口先生は、また「筋肉と意識を余分に使いすぎるのが現代である」とも指摘していて、野口体操ではからだをグニャグニャさせる”体ほぐし”をよくしますが、面白いのは、よくほぐれたからだはとても敏感なからだでもあります。

たとえば、”ジャンプする”といった瞬発力を要する動きも、ゆるんでいないと瞬発力を最大限に発揮できません。

自然の中には、こうした矛盾がしばしば存在するのですね。それをからだで体験するのは、ちょっとした快感でもあります。

テニスのルールブックをいくら読んでもテニスの楽しさはwからないように、野口体操の本をいくら読んでも(それはそれで興味深いですが)、野口体操の心地よさは伝わりません。

この本を開いて興味をもたれたら、ぜひ一度体験してみることをおすすめします。

自分のからだの声をよくきくことは、健康の基本です。

まずは、からだをほぐして敏感なからだを手に入れることから、です。
by homeotalk | 2012-02-28 20:07 | 本、映画など | Comments(4)
スイス政府の報告書
他のヨーロッパ諸国同様、スイスにおけるホメオパシーの歴史は長く、ホメオパシーは医師および医師資格を持たないホメオパスによって行われています。

ホメオパシー病院が2つありますが、診察希望者が多いため、しばしば予約が難しいそうです。

スイスでは、症状の全体像に合わせて選ばれた単独のレメディが投与されるというクラシカル・アプローチが主流です。

複合レメディ、アイソパシー、または臓器のレメディといった新しいアプローチはあまり見られないようです。

スイス政府は、1998年にアントロポゾフィー医学、ホメオパシー、漢方、フィトセラピー、ニューラルセラピーといった5種類の代替療法を国民健康保険の枠組みの中に入れることを暫定的に決定しました。

また、それと同時に、それらの代替療法の評価プログラムを設定しました。

2006年には、そのプログラムの一環としてホメオパシーの臨床効果、医療現場における効果、適切性、安全性、経済性を検証した報告書がドイツ語で出版され、2011年には一部が見直されて英語で出版されました。

この報告書の評価方法は一般の方式と違ってEBMのレベルが高いと言われています。

報告書の中で、「ホメオパシーによる治療を受けていた(ぜんそくの)グループは抗生物質の使用量を明らかに減らすことが出来た」と指摘しています。

「ホメオパシーによる治療はステロイド剤を使ったぜんそく治療と併用した場合、薬剤の使用を減らし、薬剤による深刻な副作用を緩和する効果があった」という研究結果にも言及しています。

ホメオパシーの安全性に関して、一般的には副作用がないとされていますが、報告書は「必要以上に頻繁に行われる服用など、不適切な使用方法は望ましくない効果をもたらすことがある」と強調しています。

また、専門家でない人に使用された場合、低いポーテンシー(12C以下)のレメディの服用(たとえば、ヒ素や鉛、水銀など)によって毒性効果が発生しうる、という指摘もあります。

「スイスの医療現場で使われるホメオパシー療法は専門的に行われた場合、副作用がきわめて少なく、中程度または高いポーテンシーを使用した場合、臓器に毒性による予測できない反応が起こることはない」と結論づけています。

経済性についても、「現在の薬価を考えると、ホメオパシーの使用は薬剤の支出を減らす可能性がある。」としています。

全体の結論として、「個々の代替療法、特にホメオパシーは効果的かつ安全であり、試験データに基づいて判断する限りにおいて、コスト面の効率もよいことが確認された」

スイスと同様の調査が日本でも実施されることを願ってやみません。
by homeotalk | 2012-02-27 21:23 | 未分類 | Comments(4)
愛の対極にあるもの
ホメオパシーの仕事をするようになって、身に着いたことが一つあります。

人の言葉の逆を考えるようになったことです。

それは「真意」を測る、というのとは少し違います。

クライアントさんの言葉を文字通り真逆に考えるのです。その言葉はクライアントさん自身も気づいていない感情の発露であることが多いので、隠された「真意」とはちょっと違うのです。

たとえば、ある人が自分の母親について「憎んでいる。殺してやりたいくらいだ」と言った場合、それをどう受け取るか?

この場合、「愛している。どうしようもないほど大好きだ」と思っているのだと言葉を真逆にして受け止めるのです。

”愛憎表裏一体”という言葉がありますが、まさにそれですね。

「憎しみ」は相手に強い関心がなければ生じません。強い関心を持っている相手に自分の感情をストレートに伝えられない、または伝えても受け入れられなかった場合に生じる感情です。

愛も憎しみも相手に強い関心があるからこそ起きるもの。その意味では、ベクトルの方向が違うだけで同一線上にある感情と言えるかもしれません。

このように一見相反するように見えても、実は同じものが反対の方向を向いていることをポラリティと呼びます。

このポラリティは至るところに見られます。たとえば、美しいと醜い、強いと弱い、小さいと大きい・・・世の中はすべてポラリティで成り立っていると言っても過言ではありません。

このように物事を二分して考えるのは左脳の働きによるそうです。左脳は論理性を司るため、すべてを二分化して見る傾向を生じさせるのですね。

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さて、話しは変わりますが、以前、半分に切ったジャガイモをグラスに入れて発芽の様子を見る実験をしたことがあります。

グラスを3つ用意して、その内の2つに「愛」「憎しみ」と書いたラベルをそれぞれ貼り、残り一つには何も貼りませんでした。

そして、ジャガイモの発芽の様子を観察したところ、一番早く発芽し、勢いのあったのが「憎しみ」のジャガイモでした。でも、葉も茎も細く、全体の色も冴えませんでした。

それに対して「愛」のジャガイモは、発芽のスピードはゆっくりでしたが、葉も茎もしっかりしていて緑も濃く、”よく育った“感がありました。

最後のジャガイモはラベルを貼らなかっただけでなく、目の届かないところに置き、実際に目をかけることもしませんでした。このジャガイモは、一番発芽が遅く、葉も茎もヒョロヒョロと貧弱で、すぐに萎れてしまいました。

この実験を通じて、人間だけでなく生物にとって一番辛いのは、存在を”無視される”ことなのだと知りました。

愛の対極にあるものは、結局、憎しみではなく、”無視すること”なのでしょう。

クライアントさんが誰かのことを「憎い」「殺してやりたい」と話すのを聞くと、その表現の強さに一瞬怯みますが、それも一種の愛情表現と思えば、何のことはありません。クライアントさんとその方が関係を修復する可能性は十分にあるからです。

そして、実際にホメオパシーによって関係が修復されていった例は枚挙にいとまがありません。
by homeotalk | 2012-02-26 22:24 | 未分類 | Comments(3)
青い蓮花の香り
10数年ぶりに寝込んだ風邪から回復した昨日、友人から小荷物が届きました。中身は、風邪対策のハーブティーとブルーロータスのアロマオイルです。

ハーブティーは、ブラックペパーミント、レモンバーベナ、ローズヒップ、
オレンジピール、シナモン、ハイビスカス、アップルピール、
ブラックペッパー、ステビア、くこの実と10種類のフルーツとハーブが入っています。

お湯を注ぐとほんのり紅くなって、華やいだ感じがします。飲むと、シナモンやミントの爽やかさと
オレンジ、アップルのフルーツの甘さがバランスよい味わい。前回のハーブティー同様、
Hiroさん作なのですが、材料の選別といい、入れる分量のバランスといい、本当にセンスがよくて大好きです。何より、作っているものに愛がありますね。

病み上がりの時に、こういうお茶を飲むと回復がグッと早まる気がします。

さて、もう一つのブルーロータスですが、これは"ナイルのユリ"と呼ばれ、
古代エジプトでは、貴族や教養人が儀式や薬に用いていたそうです。

「生命の源」とも呼ばれ、あのツタンカーメンの墓が発掘された際に、石棺の中にブルーロータスが敷き詰められていたとか。

そういう由緒のある香りは、どういうものかというと…凛とした強さを秘めていますが、さわやかと甘さを合わせ持つ香りです。

自分の奥深いところに眠る何かを引き出してくれるような感じがします。

作成者のヒロさん曰く、'新月に向かって浄化を促す香り'だとか。

そう言えば、私か風邪で倒れたのは新月でした。風邪によって心身の浄化が行われたならば、それをこの香りが仕上げてくれるかもしれないな~と少し期待しつつ、ブルーロータスを楽しみました。
by homeotalk | 2012-02-25 20:06 | 日常のこと | Comments(0)
風邪レポート
おかげさまで、風邪から復活しました。

三日目にして九割回復です。

これを早いと見るか遅いと見るかは人次第ですが、自分としては守備よく風邪を経過した感があります。心身がとてもすっきりした感じ。活力がよみがえって英語で言うとrejuvenateといった感じです。

今回は、熱、咳、身体の痛みがなかったので、楽だったのだとおもいますが、適当な時期に風邪をひくのは心身の浄化になっていいですね。

適当な時期は、身体が知っているのでしょう。身体の声に従って、上手に経過させていけば、風邪は本当に身体を整えてくれると思います。

風邪を恐れることなかれ。上手くひくよう心がけることが大事だと身を以って感じた次第でした。それにしても普段の心身のケアが大事なことは言うまでもありませんが。
by homeotalk | 2012-02-24 16:37 | 日常のこと | Comments(0)
野口晴哉著「風邪の効用」再読
風邪をせっかくひいたので、よい機会だと思い、野口晴哉先生の「風邪の効用」を読み直しました。

さすかに古典的名著だけあって、読み直すたびに新しい発見があります。

以前読んでわかったつもりだった箇所も、読み直して理解の浅かったことに気づいたりしました。

「治すということは病気を治すのではなくて、病気の経過を邪魔しないようにスムーズに経過できるように、体の要処要処の異常を調整し、体を整えて経過を待つというのが順序です」

また、「早く治すというのがよいのではない。遅く治るのがよいのでもない。その体にとって自然な経過を通ることが望ましい。できれば、早く経過出来るような体の
状態を保つことが望ましい…」

このあたりは本当に"まさしく!"と膝を打ちたくなりますね。

別のところでは、「風邪を上手にひくと体が整う」という指摘もありました。上手に経過させないで、溜め込んで何回もひくから、どんどん悪化していくと。

敏感な人は早く風邪をひくそうです。細かくちょくちょく引く方が体は丈夫だとか。

意外に思ったのは、風邪をひいた時に食べ物を少し減らすのはよいことだが、刺激のあるものを食べた方がよいということ。ショウガでも唐辛子でも胡椒でも胃袋が冷汗をかくくらい突っ込んでもいいとありました。

あと、風邪をひいた時にはいつもお風呂に入った方がよいのか、控えた方がよいのかと悩みますが、これに関しては「入っていいか、入らない方がいいか」などということを人に訊くくらいだったら、自分で考えて、入りたければ入り、嫌だったらやめたらいい、と野口先生はおっしゃっています(笑)。

風邪は細菌によってひくものではないので、かえって予防注射をして防ごうというような受身な心が風邪を誘発しているのかもしれない、という指摘も「引き寄せの法則」に適っていますね。

風邪を上手にひいた後は、蛇が脱皮をしたようにサッパリする、とあります。野口整体同様にホメオパシーも風邪の自然な経過を促します。

私の風邪も二日目にして七割方回復しました。明日には蛇の脱皮なるか⁈回復後にどんな感じになるか、今から楽しみです。
by homeotalk | 2012-02-23 20:08 | ホメオパスの本棚 | Comments(2)
インフルエンザにかかりました
昨夜、急にひどい寒気に襲われ、そのうち前頭部が痛くなってきました。先週の娘と同じ症状です。やられた~。インフルエンザにかかりました。

今回のインフルエンザは熱はあまり出ません。が、身体がだるくなり、頭も痛くなります。

昨日の昼間は何ともなかったのです。「今年も風邪、インフルにかからなくてすみそう!」と密かに身体の強さを誇っていました。

"奢れるものは久しからず"。その夜にインフルにかかるとは!

というわけで、皆さん、油断しないで、お身体にお気をつけ下さい。
by homeotalk | 2012-02-22 17:31 | 日常のこと | Comments(0)
「4つの気質と個性のしくみ」ヘルムート・エラー著 鳥山雅代訳
古代ギリシャのヒポクラテスは「人間の中には、四つの異なった液体の流れがある」ことに気づき、それぞれの液体が体の特別な部分と関係していることに気づきました。

さらに、それをエンペラドクレスの四元素(火、風、水、地)と結びつけて四つの気質論を打ち立てました。

火の要素-胆汁質

風の要素-多血質

水の要素-粘液質

地の要素-憂鬱質

人は四つの気質を全部あわせもっていると言われます。

自分の中の支配的な気質を知ることで、自分を知り自己をコントロールすることができます。

ホメオパシーにおいても、この考え方はを人間観察やケース分析に用いられることがあります。

近年では英国のホメオパス、ミシャ・ノーランが四つの気質の考えをケース分析に応用して、その手法を『マッパムンディ』と名付けました。



ミシャを始めとして、英国では多数のホメオパスがケース分析に『マッパムンディ』を使っています。

当校でも『マッパムンディ』を3年生で学びますが、それを理解する上でぜひ読んでおきたい本があります。



著者は長年シュタイナー教育に関わってきた人です。

シュタイナーの人間観は「四つの気質」に基づいています。著者は「四つの気質」の概念を実際の教育場面に照らし合わせて具体的に説明しているので、とても理解しやすいです。

理想的な人間はあらゆる面で調和のとれた存在ですが、実際にはそんな人間はいません。

実際の人間には気質の偏りがあるので、気質をコントロールして調和させる必要があります。

どうやって調和させコントロールするのか?

こどもの場合は、同じ気質を持つ者同士を一緒にするとよいのだそうです。

そうすることで、同じ気質の相手の振る舞いの中に自分自身の気質が「鏡うつし」になって、自分も持っているその気質特有の性格を、相手の「最悪の性格」と感じるようになります。

そこで「あいつみたいにはなりたくない。あいつとは違う人間になりたい。極端な気質を何とかして緩和させたい」と無意識のうちに自分の気質を改善したいと思うようになるそうです。

ただし、これは大人の場合には効果的ではないようです。大人には自我があるので、外界と自分の間に距離をおき、「なんて嫌な奴だ」程度で終わってしまうのだとか(笑)。

大人の場合は自覚を持ってしっかり取り組まないと気質を改善することは難しいようです。

この本には気質別の改善方法も書いてあるので、それを参考にするとよいでしょう。

その他に、こどもの気質に合わせたしつけ方や学習の仕方も書いてあるので、知っておくとこどもとの摩擦が減るのではないでしょうか。

ホメオパシーでも「子供(または夫)のレメディを知ってから、相手をよく理解できるようになった」「喧嘩しなくなった」という声をよく聞きます。

相互理解は円満な人間関係を築く上でとても大切ですね。この「四つの気質」は、そのためのツールになり得るものです。
by homeotalk | 2012-02-21 20:12 | ホメオパスの本棚 | Comments(4)
春の野草酵素
今年は例年に比べて寒さが厳しい気がしますね。

でも、道端の野草たちが寒さに耐えながらしっかり芽吹いている姿を見ると、野草はすごい!といつも感嘆します。

そういう野草の生命力を頂く「春の野草酵素」作りを今年は京都でやろうかなと思っています。

昨年は、原発事故後の放射能の影響を考えると、東日本で野草を使った酵素作りは出来ませんでした。

今年も安全性については「?」なので、西日本で作った方がベターかなと思っての京都です。

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さて、「野草酵素」とは何か?

簡単に言えば、野草を摘んで砂糖に漬け込み発酵させたものです。

もう少し詳しく言うと、野草の持つ酵素群を砂糖の浸透圧を利用して細胞の中身とともに抽出し発酵させ、それを素手でかき混ぜることにによって自分自身の皮膚についている常在菌を混ぜて培養したものです。

手作りの酵素の中には生きた微生物・酵素が数えきれないくらいたくさん含まれています。

微生物は、生きるために酵素・ビタミン・ホルモンを生産します。

人の体内にはもともと酵素がありますが、一生の間に体内で作られる酵素の量は生まれた時に決まっているそうです。そして、酵素が尽きると寿命も尽きるのだとか。

たとえば、毎年梅干しを作っていたおばあちゃんの梅干しがかびたり腐ったりしたら、そのおばあちゃんが間もなく亡くなったという話をよく聞きます。

年齢と共に酵素は減っていき、40歳を過ぎる頃から減るスピードは速まって、60歳になると赤ちゃんに比べて酵素の量は30分の1になってしまいます。

また、食品添加物や農薬、化学肥料、医薬品などでも酵素の働きは低下します。

ですから、よい食事でしっかり酵素を補っていかなくてはなりません。

現代の食生活はカロリー十分、栄養バランス良好でも、体内では「酵素不足」が起こっています。

では、どういう食べ物に酵素があるのでしょうか?

それは生の食品です。熱を加えない生の食品を食べることが酵素を摂るためには重要です。

それと味噌、納豆、甘酒、漬物などの発酵食品にも多くの酵素が含まれています。

「手作り酵素」は、野草、薬草(春の酵素)、野菜、穀類、果実(秋の酵素)などから、砂糖の持つ浸透圧を利用して、酵素や細胞の中身を取り出してエキスにし、空気中の菌や土壌菌、植物の持つ菌、酵母、そして自分自身の皮膚常在菌によって一週間ほど「発酵」させて作ります。

野草や野菜・果物を薄く切って砂糖に漬け込んだ後、毎日1回素手でかき混ぜるのですが、こうやって自分で作ることが大事なのですね。

自分で作ることで自分自身の常在菌が入って、自分にとって最良の酵素が出来るからです。

本当は「身土不二」の考え方から、住んでいるところで作るのが一番だと思いますが、昨年と今年は特別です。それに京都の友人たちにも会いたいので、今年は京都で作ることにしました。

春の酵素は、野草、薬草、木の芽の新芽を使いますが、5種類以上入れるのがおすすめです。そうすることで野草の持つアルカロイドという一種の毒が中和されるそうです。

材料は、ヨモギ、タンポポ、スギナ、イタドリ、レンゲ、アザミ、クローバー、クコの葉、桑の葉、アカザ、フキ、ナズナ、ドクダミ、ハハコグサ、ハコベ、ショウブ、カキドオシ、ユキノシタ、ツユクサ、オオバコ、セリ、ツクシ、ギシギシ、スイバ、ノカンゾウ、クレソン、ミツバ、イヌフグリ、ホトケノザ、ヒメジオン、スミレ、アカツメグサ、カラスノエンドウ、ウド、月見草、桜の新芽、笹の新芽、柿の新芽、ビワの新芽、タケノコなどです。

野草を摘む時のコツは、「これはいいかしら?」「あれは大丈夫かしら?」などと考えず、ただひたすら取りまくること。考えていたのでは、必要な量が取れません。

午前中一時間半くらいで摘み取り、取り始めてから3時間以内に仕込み作業を終了します。

春の酵素は、秋の酵素に比べて味がすっきりしています。でも、力強い!野草の生命力をそのままいただいている感じがします。

酵素作りで京都の春を感じる・・・いいなあ!今から本当に楽しみです。
by homeotalk | 2012-02-20 11:40 | 日常のこと | Comments(6)