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風邪・インフルは心身の浄化

のっけから私事で恐縮ですが、先週末風邪をひいてしまいました。

その日は朝からノドに違和感があり「イヌの毛を呑み込んだのかしら」くらいにしか思わなかったのが、時間が経つにつれ寒気を覚えてきて、午後の講座時には「先生、顔が赤いですよ!」と指摘される状態に。顔が赤いだけでなくテンションが異常に高かったという指摘もあります(苦笑)。

結局、その夜熱が出ました。最初は微熱程度だったのが、だんだんと上がって39.5℃まで達しました。こんなに高い熱を出したのはいつ以来でしょうか?成人してからは本当に数えるほどだと思います。
”インフルか!?”と思って、インフルエンザ対応のレメディを摂りましたが、効果は残念ながら感じられませんでした。

二日間ほど寝込んでようやく回復しましたが、今回の風邪の特徴は高熱と寒気でした。特に寒気がしつこく続きました。
しかし、あらためて思うのは、風邪を治すにはよい休息が必要だということ。言い換えれば、風邪をひく時って休息が必要なんですね。

こんな風邪をひいたのも思い当たるフシがいろいろあります。まず、昨年の後半は文字通り目が回る忙しさで過労気味だったこと。それに年末年始の暴飲暴食が加わって内臓が弱ったこと。年明け早々から、またかなり忙しく、それにパーティーが重なり・・・で、今回の風邪に至りました。ぜ~んぶ元を正せば、自己管理の至らなさのせいです。反省!

でも、オーバーワークな身体の状態を風邪が教えてくれるのですから、考えようによってはとてもありがたいことです。

東洋医学では『症状即療法』として、悪いものを食べて気持ち悪くなったり吐いたり下痢したりするのは悪いものを出そうとする働きであり、風邪についても同じように風邪のウイルスに対抗するために熱が出たり、咳・鼻水や下痢がでるのだと考えます。

風邪をひくこと自体が自然治癒力の表れなのです。
ガンや脳疾患の人たちの中に”もう何年も風邪をひいていない”という人が少なからずいると聞いたこともあります。風邪をひくことで心身の歪みを調節しているのですね。それで、風邪をひいた後は心身がすっきりするのでしょう。

風邪の回復を早めてくれるレメディは今回見つかりませんでしたが、裏を返せば、どんなレメディにも増して休息が必要だったのでしょう。私たちの身体はいつでも一番必要なものを教えてくれます。身体の叡智に感謝!

by homeotalk | 2013-02-01 09:48 | 日常のこと
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(株)スタンダードホメオパシーのあれこれ日記


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