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プラセンタ(胎盤のレメディ)

東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。


15年ほど前に、イギリスのセミナーで何度かLinda Gwillimさんとお会いしたことがありました。私のホメオパシーの先生の友人でもある彼女は、その当時から出産をサポートするような活動をしていらしたようでした。


そしてまもなく、Lindaさんの「Placenta Humanum」(胎盤のレメディ)の本が出版され、購入しました。


ホメオパシーのレメディは現在では3000種類以上あると言われています。全てこの自然界にあるものを原材料としていますが、その多くは植物や鉱物、動物性のものから作られています。ところが中には、測定できないものから作られているレメディや、少々かわったものから作られているものもあります。


そして、ホメオパシーのレメディには、基本的にプルービングという実験が行われ、そのレメディが人間にどのような影響を及ぼし、どのような人に必要とされるかを検証していきます。


この本には、LindaさんがPlacentaのレメディのプルービング実験で経験したことが書かれています。とても興味深いのでご紹介したいと思います。


「私はある時、養育、分離、結合、根源への回帰というようなとても鮮明な夢を見ました。プルービング実験の間に、私は随分変わっていきました。「自分とは誰、自分は何者なのか」を、家族との関係や社会とのかかわりの中で見つめていました。その過程の中で、それまで自分が大切だと思ってきたものや大切だと思っていたことが、もう必要がないのだということに気づいていきました。それまでの自分は、自分というものを人とのかかわりの中でしか考えておらず、本当の自分というものが全然わかっていなかったということに気づいたのです。


今まで「規範」の中に小さく縮こまっていた私が、まるで自分の可能性にしたがって大きく拡大していくようでした。この感覚は、まるで胎児が成長とともに大きくなっていく胎盤の姿を映し出しているかのようでした。


私にとってのこのレメディは、原初的根源とのつながりを回復するためのもので、自分の存在の意味を発見するこころの旅だったのです。」


ホメオパシーのレメディは、単に不調を改善していくだけではなく、こころの解放と前進を促してくれるものなのです。


ちなみに、ホメオパシー出版さんからも、「プラセンタ 胎盤のレメディ」が翻訳されて出ています。


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by homeotalk | 2015-05-02 10:51 | レメディのお話
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(株)スタンダードホメオパシーのあれこれ日記


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