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母の日

東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。


今日は89才の義母に面会。


母の日に来ることが出来なかったけれど、今日は私が会いに来たことがわかったような…


手を握って会いに来たことを確認する。


1年前はまだ歩くことも話すことも出来た母だが、1年で随分変わってしまった。


実母は83才で、認知症が進行している。義母は89才で寝たきりだが、それでも家族にとってはそこにいてくれるだけでいい。


庭で咲いた芍薬とハーブを生けて母の手を握ると、静かな時間が流れる。


今日も元気でありがとう!


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# by homeotalk | 2015-05-13 17:02 | 日常のこと

ドクダミ

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東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。


またまた雑草のお話です。


ドクダミが元気です。その独特のにおいと名前であまり良いイメージがないかもしれないドクダミ。


こんなにおいのする葉は毒草で、これにあたって痛み苦しむのではないか。。。?そんなところから「毒痛み」転じてドクダミという名になったとか。。。ところが本当は毒草どころか「十薬」と称され、昔からその薬効は知られています。


葉には殺菌作用の成分があるので、生葉を揉んでキズに貼ったり、乾燥させて煎じて飲むと尿の出や便通をよくし、動脈硬化の予防にもなるそうです。


ドクダミは、名前からは想像ができないような真っ白な可愛らしい花を咲かせますが、花が咲く頃に葉を採集して乾燥させると、あの強烈なにおいのドクダミが甘いお茶に変身します。天日干しが良いと聞いたことがあります。


最近では、トリコロールカラーの「五色葉ドクダミ」という園芸種も出てきました。これは植木鉢に入れて鑑賞すると綺麗です。


柳宗民先生のお母様はドクダミのお茶で蓄膿症が治ったそうです。写真は、「柳宗民の雑草ノオト」より。


ドクダミのホメオパシーレメディはないかな〜と思うのですが、ご存知の方は教えて下さい。

# by homeotalk | 2015-05-13 08:48 | 日常のこと

意識の変革

東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。


ホメオパシーを学ぶことで意識の変革が起こることがよくあります。ホメオパシー療法を受けてそれがおこることはもちろんのことですが、学ぶことでも起こるのです。


今ちょうど学んでいる生徒さんたちの中で意識の変革が起こっています。


ホメオパシーの学習は、真の健康について考え、どうしたらそれを実現できるのかを学んでいきます。


そしてさらなる学習の中で、ひとつひとつのレメディを深く学び理解していくと、自分自身の心の凸凹も見えてくるのです。


今まで自分が囚われていた「何か」に気づいた生徒さんは、それを自らの手で手放していかれるのです。その過程には、葛藤や戸惑いも生じます。なぜなら、良くも悪くも今までその囚われの中で生きていたのですから、自ら変わっていく時に人は少しの抵抗を見せるからです。


ある生徒さんは、自分の中で「パラダイムシフトが起こっている」と言いました。


そんな瞬間に立ち会える時、私はとても感動します。講師冥利につきるとはこういうことと思うこの頃です。感謝。

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# by homeotalk | 2015-05-06 20:28 | ホメオパシーあれこれ

神様からの最高の贈り物

東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。


「沈黙は金」「雄弁は銀」という言葉がありますね。


神様が人類に贈った最高の楽器は何か。バイオリン、ピアノ、ハープ。。。と答える人も多いかと思います。でも、もしかするとその楽器は「声」かもしれません。歌声、母の声、歓喜の声、声には人を揺さぶる何かがあります。


ホメオパシーのレメディには、「銀」から作られたArgentum metallicum(アージェンタム・メタリカム)というレメディがあります。このレメディを必要とする人には、「Silver tongue(雄弁)」(まさに銀色の舌と持つ)と称される演説家や「人の心を揺さぶる声」を持つ人が多いと言われ、この二つの才能と知性を併せ持つ人が多いのです。


Silver Tongueを使って論争する法律家や商品の魅力をアピールするセールスマン。「人の心を揺さぶる声」で人を魅了する歌手や俳優。


彼らはその能力と知性で、自らを表現し、生きて行きます。


ところが時にその武器とも言える「声」に問題を抱えやすいというもう一つの側面があります。ひどい咳にみまわれたり、声帯にポリープが出来たり、声が出なくなったり、ついには自分を表現できなくなってしまったりと。


そんな人たちに役立つレメディがArgentum metallicum(アージェンタム・メタリカム)という銀から作ったレメディなのです。


先日ベン・E・キングさんが亡くなりました。76歳というご高齢で、このレメディを必要とされた方かはなんともわかりません。しかし、けっして裕福とは言えない環境に生まれた彼が、「神様からの最高の贈り物の声」で、多くの人の心を魅了したことは間違いありません。


1961年の「スタンド・バイ・ミイ」が聞こえてくるようです。ご冥福をお祈りします。


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# by homeotalk | 2015-05-05 15:55 | レメディのお話

「看護覚え書」フローレンス・ナイチンゲール

東京スクールオブホメオパシー代表の黒澤今日子です。


この本は、看護師に看護することを教えるための手引書ではないと最初に書かれています。子供や病人など、誰かの健康に責任を負うことになる人のために、教えるのではなく、自ら学んでもらいたいと願って書いたものであると書かれています。


この本は、私にとって、ホメオパスという職業を実践する者としてだけでなく、一人の娘、母親として、それ以上に人として、時に立ち戻る場所のような存在です。


今夜は「病人の観察」のページを少しご紹介したいと思います。


「よい看護というものは、あらゆる病気に共通するこまごましたこと、および、ひとりひとりの病人に固有のこまごましたことを観察すること、それだけで成り立っているのである」


熱を出した子供を、機嫌は? 食欲は? 顔色は? 喉は乾くのか? おしっこは出ているか?  皮膚の状態は? と丁寧に観察すること。そんなことは「当たり前だ」と思われますか? お薬や病院のことはすぐに頭に浮かびますが、以外と見過ごしてしまいがちではないでしょうか?実はこういう観察を日頃からすることによって、お母さんは子供の体質や傾向をだんだんに知ることが出来てくるのですね。そしてそれが子供の健康管理に大いに役立つのです。


本は次のように続きます。「ある女性がひとの生命を救うことができるのは、ただこれらこまごました事柄をすべて観察するという、全然わかりにくくもなんともない「はたらき」によるのであり、また、別の女性がひとの生命を救う手段を発見できないのは、このような観察ができていないからである。」


仕事に子育てに、家事に。。。と、毎日お母さんやお父さんは大忙しです。でも、とても大事なことですね。


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# by homeotalk | 2015-05-02 22:59 | ホメオパスの本棚
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(株)スタンダードホメオパシーのあれこれ日記


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